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DIEU CHERIE

シャンプー選びの基本は、洗浄成分!!〜まとめ〜

3時限目では「アミノ酸系洗浄成分」、4時限目では「高級アルコール系洗浄成分」についてお話ししました。
今回はそれぞれの洗浄成分の特徴をおさらいしてみましょう。

        〜特徴を知って、シャンプーを選ぶ〜
   高級アルコール系  スルホン酸系  石鹸系  アミノ酸系
代表的な成分  ○ラウリル硫酸Na
○ラウレス硫酸Na
○PEラウリルエーテル硫酸Na
※硫酸と成分表記のあるもの
 ○オレフィ(C14-16) スルホン酸Na
※スルホン酸と成分表記のあるもの
 ○カリ石ケン素 地
○オレイン酸Na
○ラウレス-3 酢 酸Na
 ○ココイルメチルアラニンNa
○ココアンホプロピオン酸Na
○ラウロイルアスパラギン酸Na
○ココイルグルタミン酸Na
 特長 ・安価
・泡立ちが非常に良い


・洗浄力が非常に強い 為必要な皮脂までと ってしまう
・頭皮に残りやすい
・生分解性が悪い
・泡立ちが良い

・タンパク質変性作 用がある
・洗浄力が高い

・石鹸はアルカ リ性なのでキ ュ−ティクル が開きやすく なり、ダメー ジとなりやす い
・仕上がりはご わつき、きし みがある
・低刺激
・頭皮や髪と同じ アミノ酸系なの でダメージ補修 や保湿効果もあ る


・他の洗浄成分に 比べると泡立ち が悪い
・原料が高価

洗浄成分の特徴を知ったら…実際にシャンプーのボトルやパンフレットに表示してある成分を確認してみましょう。

成分は、配合量の多い順に表示されている ので、シャンプーの場合、洗浄成分は『水』の次に表示されていることがほとんどです。

【そして、洗浄成分は1 つとは限りません。】

例えば・・・・・アミノ酸系&スルホン酸系…の組み合わせや、
     アミノ酸系&アミノ酸系…
     高級アルコール系&アミノ酸系…
           などなど組み合わせは様々です。


現在、アミノ酸系の洗浄成分が特に注目されており、最近ではよく
「アミノ酸系洗浄成分配合!」と謳っているのを目にします。
しかし・・・・
アミノ酸系の洗浄成分が配合されているのならいいんだ!と
思ってしまいがちですが、実際に成分表示を見てみると…

高級アルコール系の洗浄成分がいくつか表示されていて
その後にアミノ酸系の洗浄成分が1つ2つ表示されている…
なんてことも

もちろん、アミノ酸系の洗浄成分を配合しているのは紛れも無い事実であり、間違いではありません。
しかし、高級アルコール系の洗浄成分が配合されていることもまた事実…。

曖昧な言葉や表現に惑わされず
必ず、自分の目で成分表示を確認し、シャンプーを選ぶことをおすすめします!